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災害データから火災保険の付保内容を考える

火災が起きてしまったら・・・

風災が起きてしまったら・・・

震災が起きてしまったら・・・

災害のデータから火災保険(損害保険)の付保内容を考える

最近の傾向として、新しく建てられた建物の住宅の性能は上がっている(耐震、耐火)にも関わらず火災保険全体の損害率は上がっていると言えます。1995年~2003年ごろまでは、火災保険全体の損害率は30%~40%の水準でした。それ以降、損害率は上昇、下降となりましたが、2011年以降の火災保険の損害率は大規模災害が多かったこともあり、高水準で推移しています。当ページでは災害データを参考に火災保険の付保する内容(補償内容)をご検討いただければと存じます。

一般的な損害率の考え方 損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料

過去20年間の火災保険の損害率 出典:日本損害保険協会より抜粋

https://www.sonpo.or.jp/report/statistics/syumoku/index.html

2020 2021 2022 2023 2024
57.3% 66.3% 77.2%

60.5(中間値)

2015 2016 2017 2018 2019
52.8% 77.5% 62.4%

108.3%

76.0%
2010 2011 2012 2013 2014
38.3%

155.1%

79.2%

60.7%

60.8%
2005 2006 2007 2008 2009
45.6%

47.2%

41.0%

40.5%

39.9%
2000年 2001年 2002年 2003年 2004年
38.3%

40.6%

35.2%

35.3%

73.9%
1995年 1996年 1997年 1998年 1999年
30.5%

32.7%

31.1

42. 3

44.9

日本の風災・水災など災害をもたらした気象事例 2021年~現在

災害をもたらした気象事例 

出典:気象庁ホームページから抜粋
2023年(令和5年)
令和5年台風第13号による大雨 台風の中心から離れた場所で雨雲が発達して、関東甲信地方や東北太平洋側では大雨。このうち、東京都(伊豆諸島)、千葉県、茨城県及び福島県では線状降水帯が発生し、猛烈な雨。 9月5日に日本の南で発生した台風第13号は、7日にかけて日本の南を北上し、8日には東海道沖に進んで熱帯低気圧に変わった。その後、熱帯低気圧は9日にかけて東海道沖にほとんど停滞した
 南から暖かく湿った空気が台風の東側に流入し、台風の中心から離れた場所で雨雲が発達して、関東甲信地方や東北太平洋側では、8日から9日にかけて大雨となった。
 このうち、東京都(伊豆諸島)、千葉県、茨城県及び福島県では線状降水帯が発生し、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降った所があった。これらの地域では1時間降水量が観測史上1位の値を更新した地点があったほか、7日から9日にかけての総降水量が400ミリを超えた地点や平年の9月の月降水量を超えた地点もあった。
梅雨前線による大雨 各地で大雨となり、期間降水量の合計は大分県、佐賀県、福岡県で1200ミリを超えた。 6月28日以降、梅雨前線が日本付近に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で前線の活動が活発となり、各地で大雨となった。6月28日から7月16日までの総降水量は大分県、佐賀県、福岡県で1,200ミリを超えたほか、北海道地方、東北地方、山陰及び九州北部地方(山口県を含む)で7月の平年の月降水量の2倍を超えた地点があった。またこの期間は大気の状態が不安定となり、北日本から西日本の所々で、発達した積乱雲による突風の被害が発生した日があった。
 6月28日から7月6日にかけては、上空の寒気の影響もあり、沖縄地方を除いて全国的に大雨となった。1日から3日は山口県や熊本県、奄美地方(鹿児島県)で線状降水帯が発生した。
 7月7日から10日にかけては、九州北部地方や中国地方を中心に大雨となった。8日は島根県で、10日は福岡県、佐賀県、大分県で線状降水帯が発生した。この大雨において、気象庁は10日朝に福岡県と大分県を対象に大雨特別警報を発表した。
 7月11日から13日にかけては、北海道付近を低気圧が通過したこともあり、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となった。12日は石川県及び富山県で線状降水帯が発生した。
 7月14日から16日にかけては、東北北部を中心に大雨となった。秋田県では、14日から16日の総降水量が多い所で400ミリを超えるなど秋田県を中心に記録的な大雨となった所があった。
梅雨前線及び台風第2号による大雨 西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨となり、期間降水量の合計は平年の6月の月降水量の2倍を超えた地点があった。 梅雨前線が1日から3日午前中にかけて本州付近に停滞した。前線に向かって台風周辺の非常に暖かく湿った空気が流れ込んだため、2日には前線の活動が活発になった。
 西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨となり、高知県、和歌山県、奈良県、三重県、愛知県、静岡県では線状降水帯が発生した。1 時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降り、1時間降水量が観測史上1位の値を更新した地点があった。また、降り始めからの雨量は東海地方で500ミリを超えたほか、四国地方、近畿地方、関東地方でも400ミリを超え、平年の6月の月降水量の2倍を超えた地点があった。
2022年(令和4年)
令和4年台風第15号による大雨 東日本太平洋側を中心に大雨。特に静岡県や愛知県で猛烈な雨や非常に激しい雨。 台風第15号は、9月23日09時に室戸岬の南で発生し北東に進み、近畿地方や東海地方に接近した後、24日09時に東海道沖で温帯低気圧に変わった。この台風の周辺の発達した雨雲により、東日本太平洋側を中心に大雨となり、静岡県や愛知県では23日夕方から24日明け方にかけて猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となった。特に静岡県では猛烈な雨が降り続き、記録的短時間大雨情報を多数発表した。また、複数の地点で24時間降水量が400ミリを超えて平年の9月の1か月の降水量を上回り、観測史上1位の値を更新した。
令和4年台風第14号による暴風、大雨等 九州を中心に西日本から北日本の広い範囲で暴風となり、海では猛烈なしけや大しけ。 9月14日03時に小笠原近海で発生した台風第14号は、日本の南を北西に進み、17日03時には大型で猛烈な強さまで発達した。台風は18日19時頃には、大型で非常に強い勢力で鹿児島県に上陸し、19日朝にかけて九州を縦断した。その後、進路を東寄りに変え、中国地方から日本海を進み、20日04時過ぎに新潟県に再び上陸した後、20日09時に日本の東で温帯低気圧に変わった。この台風の接近、通過、上陸により、九州を中心に西日本から北日本の広い範囲で暴風となり、海では猛烈なしけや大しけとなった。また、警報基準を超える高潮となった所があった。九州や四国地方では、台風周辺や台風本体の発達した雨雲が長い時間かかり続けたことにより大雨となり、期間(9月17日から20日まで)の総降水量は複数の地点で9月の1か月の平年値の2倍前後となった。
8月1日から6日の前線による大雨 北海道地方や東北地方及び北陸地方を中心に記録的な大雨。 8月1日から6日にかけて、日本海から東北地方・北陸地方にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となり、北海道地方や東北地方及び北陸地方を中心に大雨となった。
 このうち、3日夜には新潟県と山形県で線状降水帯が発生し、雷を伴った猛烈な雨が断続的に降り続いた。3日から4日にかけては複数の地点で24時間降水量が観測史上1位の値を更新するなど、青森県、山形県、福島県、新潟県、石川県、福井県で記録的な大雨となった。このため3日19時15分に山形県を対象に、4日1時56分に新潟県を対象に大雨特別警報を発表した。その後、4日6時33分に山形県の大雨特別警報を警報等に切り替え、4日11時30分に新潟県の特別警報を警報に切り替えた。
 その後、前線は次第に南下し、4日は石川県や福井県で、5日から6日にかけては福井県や滋賀県及び三重県などで大雨となった。
これらの大雨により、北日本や北陸地方を中心に、土砂災害や河川の増水や氾濫、低地の浸水による被害が発生した。
2021年(令和3年)
前線による大雨 西日本から東日本の広い範囲で大雨。総降水量が多いところで1200ミリを超える。 8月11日から19日にかけて、日本付近に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となった影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雨となり、総降水量が多いところで1200ミリを超える記録的な大雨となった。
 8月12日は、九州北部地方で線状降水帯が発生し、24時間降水量が多いところで400ミリを超える大雨となった。
 8月13日は、中国地方で線状降水帯が発生し、複数の地点で24時間降水量が8月の値の1位を更新するなど、記録的な大雨となった。
 この大雨に対して、気象庁は広島県広島市を対象とした大雨特別警報を発表した。
 8月14日は、西日本から東日本の広い範囲で大雨となった。特に九州北部地方で線状降水帯による猛烈な雨や非常に激しい雨が降り続き、佐賀県嬉野市で24時間降水量555.5ミリを観測し、観測史上1位の値を更新するなど記録的な大雨となった。
 この大雨に対して、気象庁は佐賀県、長崎県、福岡県、広島県を対象とした大雨特別警報を発表した。
 その後、西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雨となり、日降水量が多いところで200ミリを超える大雨となった。
 これらの大雨により、全国各地で土砂災害や河川の増水や氾濫、低地の浸水による被害が発生した。また、大気の状態が非常に不安定となり、岐阜県加茂郡八百津町では竜巻による被害も発生した。
7月1日から3日の東海地方・関東地方南部を中心とした大雨 東海地方・関東地方南部を中心に大雨。静岡県熱海市で土石流が発生。 6月末から梅雨前線が北上し、西日本から東日本に停滞した。前線に向かって暖かく湿った空気が次々と流れ込み、大気の状態が非常に不安定となったため、東海地方から関東地方南部を中心に記録的な大雨となった。
 数日間にわたって断続的に雨が降り続き、静岡県の複数の地点で72時間降水量の観測史上1位の値を更新するなど、記録的な大雨となった。
 この大雨により静岡県熱海市で土石流が発生したほか、河川の増水や低地の浸水が発生した。
発達した低気圧及び強い冬型の気圧配置に伴う大雪・暴風 北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大雪・暴風。北陸地方の平地で1メートルを超える積雪。秋田県などで停電発生。 1月7日から8日朝にかけて、低気圧が急速に発達しながら日本海から北日本を通って千島近海へ進んだ。その後、日本の上空に強い寒気が流れ込んで11日にかけて強い冬型の気圧配置が続いた。これらの影響で、北日本から西日本にかけて広範囲で大雪・暴風となった。  7日から11日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に断続的に強い雪が降り、普段雪の少ない九州などでも積雪となったところがあった。7日から11日にかけての期間降雪量は、新潟県高田で213センチ、岐阜県白川で192センチ、福井県大野で158センチ、長崎県長崎で21センチとなった。北陸地方を中心に7日から9日にかけて発達した雪雲が流れ込み続けたため、3時間に20センチを超える顕著な降雪量を観測し、新潟県高田では9日に24時間降雪量103センチを観測し、観測史上1位の記録(アメダス観測値による統計)を更新した。  また、7日から8日にかけて北日本と東日本の日本海側を中心に広い範囲で非常に強い風が吹き、秋田県八森では7日に最大瞬間風速42.4m/s、最大風速28.1m/sを観測し、ともに観測史上1位の記録を更新した。  12月中旬以降、偏西風が日本付近で南に蛇行した影響で、北日本から東日本の日本海側を中心に大雪となり積雪が多くなっていた。その中今回の大雪や暴風によりさらに積雪が多くなり、福井県や新潟県で多数の車両の立ち往生が発生するなど、北日本から西日本にかけて道路の通行止め、鉄道の運休、航空機・船舶の欠航等の交通障害が発生したほか、秋田県や新潟県の広い範囲で停電が発生した。また、除雪作業中の事故も多数発生した。(令和3年1月11日の内閣府とりまとめによる)

日本の風災・水災など災害をもたらした気象事例 2011年~2020年

災害をもたらした気象事例

出典:気象庁ホームページから抜粋
2020年(令和2年)
強い冬型の気圧配置による大雪 北日本から西日本の日本海側を中心に大雪。群馬県藤原で期間降雪量291センチ。関越道等で多数の車両の立ち往生が発生。 日本付近は12月14日から21日にかけて強い冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が流れ込み続けた。
 この影響で、北日本かから西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、14日から21日にかけての期間降雪量が、群馬県藤原で291センチとなったほか、新潟県津南で278センチ、青森県酸ヶ湯で243センチとなるなど、関東地方や北陸地方、東北地方の山地を中心に大雪となった。特に群馬県藤原では、48・72時間降雪量の期間最大値が歴代全国1位(アメダス観測値による統計)を更新する記録的な大雪となった。
 今回の大雪により、新潟県や群馬県の関越自動車道で多数の車両の立ち往生が発生したほか、北日本から西日本にかけて道路の通行止め、鉄道の運休、航空機・船舶の欠航等の交通障害、除雪作業中の事故が発生した。
台風第10号による暴風、大雨等 南西諸島や九州を中心に暴風や大雨。長崎県野母崎で最大瞬間風速59.4メートル。 9月1日21時に小笠原近海で発生した台風第10号は、発達しながら日本の南を西北西に進み、5日から6日にかけて大型で非常に強い勢力で沖縄地方に接近した。その後、勢力を維持したまま北上し、6日から7日にかけて大型で非常に強い勢力で奄美地方から九州に接近した後、朝鮮半島に上陸し、8日3時に中国東北区で温帯低気圧に変わった。
 台風第10号の接近に伴い、南西諸島や九州を中心に暴風、大雨、高波、高潮となった。
 風については、長崎県野母崎で最大風速44.2メートル、最大瞬間風速59.4メートルとなり、南西諸島や九州を中心に猛烈な風または非常に強い風を観測し、観測史上1位の値を超えるなど、記録的な暴風となった。
 雨については、宮崎県神門で4日から7日までの総降水量が599.0ミリとなり、宮崎県の4地点で24時間降水量が400ミリを超えたほか、台風の中心から離れた西日本や東日本の太平洋側で24時間降水量が200ミリを超える大雨となった。
 波については、鹿児島県屋久島で波高10.4メートルの高波が観測されるなど、南西諸島や九州で猛烈なしけとなった。
 高潮については、鹿児島県奄美で潮位が216センチとなり、警報基準(190センチ)を超える値が観測された。
 この暴風や大雨の影響で、人的被害や住家被害が発生した。また、飛来物や倒木により高圧線断線等が発生し、南西諸島や九州を中心に広い範囲で停電が発生した。
令和2年7月豪雨 西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨。4日から7日にかけて九州で記録的な大雨。球磨川など大河川での氾濫が相次いだ。 7月3日から7月31日にかけて、日本付近に停滞した前線の影響で、暖かく湿った空気が継続して流れ込み、各地で大雨となり、人的被害や物的被害が発生した。気象庁は、顕著な災害をもたらしたこの一連の大雨について、災害の経験や教訓を後世に伝承することなどを目的として「令和2年7月豪雨」と名称を定めた。
 7月3日から8日にかけて、梅雨前線が華中から九州付近を通って東日本にのびてほとんど停滞した。前線の活動が非常に活発で、西日本や東日本で大雨となり、特に九州では4日から7日は記録的な大雨となった。また、岐阜県周辺では6日から激しい雨が断続的に降り、7日から8日にかけて記録的な大雨となった。気象庁は、熊本県、鹿児島県、福岡県、佐賀県、長崎県、岐阜県、長野県の7県に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒をよびかけた。
 その後も前線は本州付近に停滞し、西日本から東北地方の広い範囲で雨の降る日が多くなった。特に13日から14日にかけては中国地方を中心に、27日から28日にかけては東北地方を中心に大雨となった。
 7月3日から7月31日までの総降水量は、長野県や高知県の多い所で2,000ミリを超えたところがあり、九州南部、九州北部地方、東海地方、及び東北地方の多くの地点で、24、48、72時間降水量が観測史上1位の値を超えた。また、旬ごとの値として、7月上旬に全国のアメダス地点で観測した降水量の総和及び1時間降水量50mm以上の発生回数が、共に1982年以降で最多となった。
 この大雨により、球磨川や筑後川、飛騨川、江の川、最上川といった大河川での氾濫が相次いだほか、土砂災害、低地の浸水等により、人的被害や物的被害が多く発生した。また、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、埼玉県三郷市で竜巻が発生したほか、各地で突風による被害が発生した。
2019年(令和元年)
低気圧等による大雨 千葉県と福島県で記録的な大雨。 10月23日に東シナ海で発生した低気圧が、24日から26日にかけて、西日本、東日本、北日本の太平洋沿岸に沿って進んだ。この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むとともに、日本の東海上を北上した台風第21号周辺の湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となった。このため、関東地方から東北地方の太平洋側を中心に広い範囲で総降水量が100ミリを超え、12時間降水量が10月の降水量平年値を超えたところがあった。特に、千葉県や福島県では総降水量が200ミリを超えたほか、3、6時間降水量の観測史上1位の値を更新する記録的な大雨となった。
 この大雨の影響で、土砂災害、浸水害、河川の氾濫が発生し、千葉県や福島県を中心に人的被害や住家被害があったほか、停電や断水等ライフラインへの被害や鉄道の運休等の交通障害が発生した
令和元年東日本台風(台風第19号)による大雨、暴風等 記録的な大雨、暴風、高波、高潮。 10 月6 日に南鳥島近海で発生した台風第19 号は、マリアナ諸島を西に進み、一時 大型で猛烈な台風に発達した後、次第に進路を北に変え、日本の南を北上し、12 日 19 時前に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸した。その後、関東地方を通過し、13 日 12 時に日本の東で温帯低気圧に変わった。
 台風第19 号の接近・通過に伴い、広い範囲で大雨、暴風、高波、高潮となった。
 雨については、10 日から13 日までの総降水量が、神奈川県箱根で1000 ミリに達 し、東日本を中心に17 地点で500 ミリを超えた。特に静岡県や新潟県、関東甲信地 方、東北地方の多くの地点で3、6、12、24 時間降水量の観測史上1 位の値を更新す るなど記録的な大雨となった。この大雨について、10 月12 日15 時30 分から順次、静 岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県、茨城県、栃木県、新潟 県、福島県、宮城県、岩手県の1 都12 県に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を 呼びかけた(13 日8 時40 分までにすべて解除)。
 風については、東京都江戸川臨海で最大瞬間風速43.8 メートルとなり観測史上1 位を更新したほか、関東地方の7 か所で最大瞬間風速40 メートルを超えた。また、台 風の接近に伴って大気の状態が非常に不安定となり、千葉県市原市では竜巻と推定 される突風が発生した。
 波については、波高が静岡県石廊崎で13 メートル、京都府経ヶ岬で9 メートルを超 える記録的な高波が観測された。
 高潮については、東京都三宅島で潮位230 センチなど、静岡県や神奈川県、伊豆 諸島で、過去最高潮位を超える値を観測したところがあった。
 この大雨の影響で、広い範囲で河川の氾濫が相次いだほか、土砂災害や浸水害が 発生した。これら大雨による災害及び暴風等により、人的被害や住家被害、電気・水 道・道路・鉄道施設等のライフラインへの被害が発生した。また、航空機や鉄道の運休 等の交通障害が発生した。
令和元年房総半島台風(台風第15号)による大雨、暴風等 千葉県を中心に記録的な暴風、大雨。広範囲で大規模な停電が発生した。千葉市で最大瞬間風速57.5メートル。

詳細はこちら

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/saigaiji/saigaiji_202002.pdf

前線による大雨 九州北部地方を中心に記録的な大雨。 日本付近では、8月26日は、前線が華中から九州南部を通って日本の南へのびていた。8月27日には前線が対馬海峡付近から東日本に北上し、 前線上に低気圧が発生して日本海を北東へ進んだ。その後8月29日にかけて前線は対馬海峡付近から東日本に停滞した。
 この前線に向かって暖かく非常に湿った空気が流れ込んだ影響等で、東シナ海から九州北部地方にかけて発達した雨雲が次々と発生し、 線状降水帯が形成・維持された。このため、九州北部地方では、8月26日から8月29日までの総降水量が長崎県平戸市平戸で626.5ミリ、 佐賀県唐津市唐津で533.0ミリに達するなど、8月の月降水量の平年値の2倍を超える大雨となったところがあった。特に、福岡県久留米市耳納山、 佐賀県佐賀市佐賀、佐賀県白石町白石で3時間及び6時間降水量が観測史上1位の値を更新するなど、佐賀県を中心にこれまでの観測記録を更新する記録的な大雨となった。 この大雨について8月28日5時50分に佐賀県、福岡県、長崎県の市町村に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけた。(同日14時55分にすべて解除)
 この大雨の影響で、河川の氾濫、浸水害、土砂災害が発生し、九州北部地方を中心に人的被害や住家被害、農地被害があったほか、 停電や断水等ライフラインへの被害や鉄道の運休等の交通障害が発生した。また、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、 東海地方では突風害が発生したところがあった。
2018年(平成30年)
台風第24号による暴風・高潮等 南西諸島及び西日本・東日本の太平洋側を中心に暴風。紀伊半島などで顕著な高潮。 9月21日にマリアナ諸島近海で発生した台風第24号は、沖縄の南を北西に進み、9月28日から30日明け方にかけて、 非常に強い勢力で沖縄地方に接近した後、北東に向きを変え、急速に加速しながら、30日20時頃に和歌山県田辺市付近に上陸した。 その後、東日本から北日本を縦断し、10月1日12時までに日本の東で温帯低気圧に変わった。
 台風第24号の接近・通過に伴い、広い範囲で暴風、大雨、高波、高潮となり、特に南西諸島及び西日本・東日本の太平洋側を中心に、 これまでの観測記録を更新する猛烈な風または非常に強い風を観測した所があったほか、紀伊半島などで過去の最高潮位を超える高潮を観測した所があった。
 風については、鹿児島県奄美市笠利では最大風速40.0メートル、最大瞬間風速52.5メートル、東京都八王子市八王子では最大風速26.3メートル、 最大瞬間風速45.6メートルとなるなど南西諸島及び西日本・東日本の太平洋側を中心に猛烈な風または非常に強い風を観測し、観測史上第1位となったところがあった。 また、南西諸島及び西日本・東日本の太平洋側では海は9メートルを超える猛烈なしけとなった。
 高潮については、和歌山県串本町では最高潮位254センチメートル、三重県尾鷲市では最高潮位145センチメートルなど、過去の最高潮位を超える値を観測したところがあった。
 雨については、9月28日から10月1日までの総降水量が九州地方及び四国地方や東海地方で400ミリを超えたところや9月の月降水量平年値を超えたところがあった。
 これら暴風及び高波、高潮、大雨の影響で、航空機や船舶の欠航、鉄道の運休等の交通障害、断水や停電、電話の不通等ライフライン等への被害が発生した。
台風第21号による暴風・高潮等 西日本から北日本にかけて暴風。特に四国や近畿地方で顕著な高潮。 8月28日に南鳥島近海で発生した台風第21号は、日本の南を北西に進み、9月3日には向きを北寄りに変え、4日12時頃に非常に強い勢力で徳島県南部に上陸した。 その後、4日14時頃には兵庫県神戸市に再び上陸し、速度を上げながら近畿地方を縦断し、日本海を北上、5日9時には間宮海峡で温帯低気圧に変わった。 台風の接近・通過に伴って、西日本から北日本にかけて非常に強い風が吹き、非常に激しい雨が降った。特に四国や近畿地方では、猛烈な風が吹き、猛烈な雨が降ったほか、顕著な高潮となったところがあった。
 風については、高知県室戸市室戸岬では最大風速48.2メートル、最大瞬間風速55.3メートル、大阪府田尻町関空島(関西空港)では最大風速46.5メートル、 最大瞬間風速58.1メートルとなるなど四国地方や近畿地方では猛烈な風を観測し、観測史上第1位となったところがあった。また、四国や近畿地方では海は猛烈なしけとなった。
 高潮については、最高潮位が大阪府大阪市では329センチメートル、兵庫県神戸市では233センチメートルなど、過去の最高潮位を超える値を観測したところがあった。
 雨については、9月3日から9月5日までの総降水量が四国地方や近畿地方、東海地方で300ミリを超えたところや9月の月降水量平年値を超えたところがあった。
 これら暴風や高潮の影響で、関西国際空港の滑走路の浸水をはじめとして、航空機や船舶の欠航、鉄道の運休等の交通障害、断水や停電、電話の不通等ライフラインへの被害が発生した。
※平成30年7月豪雨
(前線及び台風第7号による大雨等)
西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨。

死者224名、行方不明者8名、負傷者459名(重傷113名、軽傷343名、程度不明3名)
住家全壊6,758棟、半壊10,878棟、一部破損3,917棟
床上浸水8,567棟、床下浸水21,913棟など

強い冬型の気圧配置による大雪 北陸地方の平野部を中心に日本海側で大雪。 日本付近は、2月3日から8日にかけて強い冬型の気圧配置が続き、上空には非常に強い寒気が流れ込み続けた。 この影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、北陸地方を中心に、山地や山沿いに加え平野部でも大雪となった。特に、福井県福井市福井では、近年では昭和56年(1981年)の豪雪以来の記録的な大雪となった。 今回の大雪により、福井県や石川県で多数の車両の立ち往生が発生するなど、西日本から北日本にかけて道路の通行止め、鉄道の運休、航空機・船舶の欠航等の交通障害が発生した。また、除雪作業中の事故も多発した。
南岸低気圧及び強い冬型の気圧配置による大雪・暴風雪等 関東甲信地方や東北太平洋側の平野部で大雪。日本海側を中心に暴風雪。 1月21日に華中で発生した低気圧が、22日にかけて発達しながら本州の南岸を東北東に進み、23日朝には日本の東の海上に達した。この低気圧の影響で、22日から23日明け方にかけて、普段雪の少ない関東甲信地方や東北太平洋側の平野部でも雪が降り、広い範囲で大雪となった。
この低気圧と、22日に日本海中部で発生した低気圧が共に発達しながら北東に進み、日本付近は27日にかけて強い冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んだ。この影響で日本海側を中心に暴風雪となり、北陸地方や北日本の日本海側では大しけとなった。さらに、全国的に気温が低い状態が継続した。
これら大雪や暴風雪等により、西日本から北日本にかけての広い範囲で、道路の通行止め、鉄道の運休、航空機・船舶の欠航等の交通障害が発生したほか、停電や水道凍結、電話の不通等ライフラインに被害が発生した。また、除雪作業中の事故も多発した。
2017年(平成29年)
台風第21号及び前線による大雨・暴風等 西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨。全国的に暴風。 死者8名、負傷者215名
住家全壊5棟、半壊15棟、一部損壊630棟
床上浸水2,456棟、床下浸水3,426棟など
台風第18号及び前線による大雨・暴風等 南西諸島や西日本、北海道を中心に大雨や暴風となった。 死者5名、負傷者59名
住家全壊3棟、半壊11棟、一部損壊531棟
床上浸水1,970棟、床下浸水4,653棟など
梅雨前線及び台風第3号による大雨と暴風 西日本から東日本を中心に大雨。
5日から6日にかけて西日本で記録的な大雨。

死者39名、行方不明者4名、負傷者35名
住家全壊309棟、半壊1,103棟、一部破損94棟
床上浸水202棟、床下浸水1,706棟など

2016年(平成28年)
台風第7号、第11号、第9号、第10号及び前線による大雨・暴風 東日本から北日本を中心に大雨・暴風。
北海道と岩手県で記録的な大雨。
<北日本を中心とする8月20日からの大雨、台風第11号及び台風第9号による被害状況>
 死者2名、負傷者76名
 住家全壊6棟、半壊19棟、一部損壊577棟
 床上浸水665棟、床下浸水2,587棟など

<台風第10号による被害状況>
 死者26名、行方不明者3名、負傷者14名
 住家全壊518棟、半壊2,281棟、一部損壊1,174棟
 床上浸水279棟、床下浸水1,752棟など
梅雨前線による大雨 西日本を中心に大雨。 死者7名、負傷者12名
住家全壊37棟、半壊165棟、一部損壊189棟
床上浸水520棟、床下浸水2,015棟など
2015年(平成27年)
台風第18号等による大雨 関東、東北で記録的な大雨。 死者8名、負傷者80名
住家全壊81棟、半壊7,044棟、一部損壊384棟
床上浸水2,481棟、床下浸水13,149棟など
梅雨前線および台風第9号、第11号、第12号による大雨 九州南部、奄美地方を中心に大雨。 不明
2014年(平成26年)
台風第18号による大雨と暴風 東日本太平洋側を中心に大雨。沖縄・奄美と西日本・東日本の太平洋側を中心に暴風。 死者6名、行方不明者1名、負傷者72名
住家全壊2棟、半壊4棟、一部損壊251棟
床上浸水671棟、床下浸水1,869棟など
前線による大雨 西日本から東日本の広い範囲で大雨。 死者8名、負傷者7名
住家全壊35棟、半壊129棟、一部損壊3,034棟
床上浸水2,117棟、床下浸水3,406棟など
台風第12号、第11号と前線による大雨と暴風 四国を中心に広い範囲で大雨。 死者6名、負傷者92名
住家全壊14棟、半壊162棟、一部損壊857棟
床上浸水1,648棟、床下浸水5,163棟など
台風第8号および梅雨前線による大雨と暴風 沖縄地方、九州南部・奄美地方で暴風・大雨。 死者3名、負傷者66名
住家全壊7棟、半壊7棟、一部損壊108棟
床上浸水330棟、床下浸水1,037棟など
発達した低気圧による大雪・暴風雪 関東甲信、東北、北海道で大雪・暴風雪。 不明
2013年(平成25年)
台風第26号による暴風・大雨 西日本から北日本の広い範囲で暴風・大雨。 死者40名、行方不明者3名、負傷者130名
住家全壊86棟、半壊61棟、一部損壊947棟
床上浸水1884棟、床下浸水4,258棟など
台風第18号による大雨 四国地方から北海道の広い範囲で大雨。 死者6名、行方不明者1名、負傷者143名
住家全壊48棟、半壊208棟、一部損壊1,394棟
床上浸水3,011棟、床下浸水7,078棟など
8月23日から25日にかけての大雨 島根県で記録的な大雨。 不明
大気不安定による大雨 秋田県、岩手県を中心に記録的な大雨。 死者8名、負傷者12名
住家全壊12棟、半壊118棟、一部損壊1棟
床上浸水315棟、床下浸水1,626棟など
梅雨前線および大気不安定による大雨 西日本から北日本の広い範囲で大雨。 死者3名、行方不明者2名、負傷者17名
住家全壊28棟、半壊27棟、一部損壊29棟
床上浸水694棟、床下浸水2,892棟など

<島根県及び山口県の被害>
 死者2名、行方不明者2名、負傷者11名
 住家全壊49棟、半壊72棟、一部損壊68棟
 床上浸水774棟、床下浸水1,218棟など
2012年(平成24年)
台風第16号および大気不安定による大雨・暴風・高波・高潮 沖縄地方から近畿地方太平洋側にかけて大雨・暴風。
沖縄地方、九州地方を中心に高波・高潮。
不明
前線による大雨 近畿中部を中心に大雨 不明
平成24年7月九州北部豪雨 九州北部を中心に大雨 住家全壊276棟、半壊2,306棟、一部損壊192棟、床上浸水2,574棟、床下浸水8,409棟など
低気圧による暴風・高波 西日本から北日本にかけての広い範囲で、記録的な暴風。 不明
2011年(平成23年)
台風第15号による暴風・大雨 西日本から北日本にかけての広い範囲で、暴風や記録的な大雨 住家全壊34棟、半壊1,524棟、一部損壊3,665棟、床上浸水2,270棟、床下浸水6,297棟など
台風第12号による大雨と暴風 紀伊半島を中心に記録的な大雨 住家全壊379棟、半壊3,159棟、一部損壊470棟、床上浸水5,500棟、床下浸水16,594棟など
平成23年7月新潟・福島豪雨 新潟県や福島県会津で記録的な大雨 住家全壊74棟、半壊1,000棟、一部損壊36棟、床上浸水1082棟、床下浸水7,858棟など

日本付近で発生した主な地震被害

日本付近で発生した主な被害地震(平成18年(2006年)~令和6年(2024年)1月)

出典:気象庁ホームページから抜粋
令和4年(2022年)6月19日、20日 令和5年(2023年)5月5日 令和5年(2023年)5月11日 令和6年(2024年)1月1日  
石川県能登地方 石川県能登地方 千葉県南部 石川県能登地方
令和6年能登半島地震
 
住家一部破損 1棟 住家全壊 30棟
住家半壊 169棟
住家一部破損 535棟など
住家一部破損 17棟など 住家全壊 8,789棟
住家半壊 18,813棟
住家一部破損 83,154棟など
 
令和3年(2021年)10月6日 令和3年(2021年)10月7日 令和3年(2021年)12月3日 令和4年(2022年)1月22日 令和4年(2022年)3月16日
岩手県沖 千葉県北西部 紀伊水道 日向灘 福島県沖
住家一部破損 1棟 建物火災 1件など 住家一部破損 2棟 住家一部破損 1棟 住家全壊 204棟
住家半壊 4,085棟
住家一部破損 45,335棟
令和2年(2020年)9月12日 令和2年(2020年)12月21日 令和3年(2021年)2月13日 令和3年(2021年)3月20日 令和3年(2021年)5月1日
宮城県沖 青森県東方沖 福島県沖 宮城県沖 宮城県沖
なし なし 住家全壊 69棟
住家半壊 729棟
住家一部破損 19758棟など
住家一部破損 2棟など なし
令和1年(2019年)6月18日 令和1年(2019年)8月4日 令和2年(2020年)3月13日 令和2年(2020年)6月25日 令和2年(2020年)9月4日
山形県沖 福島県沖 石川県能登地方 千葉県東方沖 福井県嶺北
住家半壊 28棟
住家一部破損 1580棟など
住家一部破損 1棟など なし 住家一部破損 5棟など なし
平成30年(2018年)9月6日 平成31年(2019年)1月3日 平成31年(2019年)2月21日 令和1年(2019年)5月10日 令和1年(2019年)5月25日
胆振地方中東部
平成30年北海道胆振東部地震
熊本県熊本地方 胆振地方中東部 日向灘 千葉県北東部
住家全壊 469棟
住家半壊 1,660棟
住家一部破損 13,849棟など
住家一部破損 60棟 住家一部破損 19棟 なし なし
平成29年(2017年)7月1日 平成29年(2017年)7月11日 平成29年(2017年)10月6日 平成30年(2018年)4月9日 平成30年(2018年)6月18日
胆振地方中東部 鹿児島湾 福島県沖 島根県西部 大阪府北部
なし 住家一部破損 3棟 なし 住家全壊 16棟
住家半壊 58棟
住家一部破損 556棟など
住家全壊 21棟
住家半壊 483棟
住家一部破損 61,266棟など
平成28年(2016年)6月16日 平成28年(2016年)10月21日 平成28年(2016年)11月22日 平成28年(2016年)12月28日 平成29年(2017年)6月25日
内浦湾 鳥取県中部 福島県沖 茨城県北部 長野県南部
住家一部破損 3棟 住家全壊 18棟
住家半壊 312棟
住家一部破損 15,095棟など
住家一部破損 9棟 住家半壊 1棟
住家一部破損 25棟
住家全壊 1棟
住家一部破損 30棟など
平成28年(2016年)6月16日 平成28年(2016年)10月21日 平成28年(2016年)11月22日 平成28年(2016年)12月28日 平成29年(2017年)6月25日
内浦湾 鳥取県中部 福島県沖 茨城県北部 長野県南部
住家一部破損 3棟 住家全壊 18棟
住家半壊 312棟
住家一部破損 15,095棟など
住家一部破損 9棟 住家半壊 1棟
住家一部破損 25棟
住家全壊 1棟
住家一部破損 30棟など
平成27(2015年)7月13日 平成27(2015年)年9月12日 平成28年(2016年)1月14日 平成28年(2016年)4月14日~ 平成28年(2016年)5月16日
大分県南部 東京湾 浦河沖 熊本県熊本地方など
平成28年(2016年)熊本地震
茨城県南部
住家一部破損 3棟など 非住家公共建物1棟 非住家公共建物1棟 住家全壊 8,667棟
住家半壊 34,719棟
住家一部破損 162,500棟
など
住家一部破損 2棟
平成25年(2013年)4月13日 平成25年(2013年)9月20日 平成26年(2014年)3月14日 平成26年(2014年)9月16日 平成26年(2014年)11月22日
淡路島付近 福島県浜通り 伊予灘 茨城県南部 長野県北部
住家全壊 8棟
住家半壊 101棟
住家一部破損 8,305棟など
住家一部破損 2棟 住家一部破損 57棟 住家一部破損 1,060棟 住家全壊 77棟
住家半壊 137棟
住家一部破損 1,626棟など
平成23年(2011年)8月1日 平成24年(2012年)3月14日 平成24年(2012年)7月10日 平成24年(2012年)12月 7日 平成25年(2013年)2月 2日
駿河湾 千葉県東方沖 長野県北部 三陸沖 十勝地方南部
住家一部損壊15棟など 住家一部損壊 3棟など 住家一部破損 9棟など 住家一部破損 1棟 住家一部破損 1棟
平成23年(2011年)3月11日 平成23年(2011年)3月12日 平成23年(2011年)3月15日 平成23年(2011年)4月 1日 平成23年(2011年)6月30日
三陸沖 長野県・新潟県県境付近 静岡県東部 秋田県内陸北部 長野県中部
住家全壊127,830棟
住家半壊275,807棟
住家一部破損766,671棟
など
住家全壊73棟
住家半壊427棟など
住家半壊103棟
住家一部破損 984棟
住家一部破損 2棟 住家半壊24棟
住家一部損壊6,117棟
平成21年(2009年)8月11日 平成21年(2009年)12月17日 平成22年(2010年)2月27日 平成22年(2010年)3月14日 平成23年(2011年)3月9日
駿河湾 伊豆半島東方沖 沖縄本島近海 福島県沖 三陸沖
住家半壊6棟
住家一部破損8,672棟
住家一部破損278棟 住家一部破損 4棟 住家一部破損 2棟 住家一部破損 1棟など
平成19年(2007年)6月6日 平成19年(2007年)7月16日 平成19年(2007年)10月1日 平成20年(2008年)6月14日 平成20年(2008年)7月24日
大分県中部 新潟県上中越沖 神奈川県西部 岩手県内陸南部 岩手県沿岸北部
水道管漏水3戸 住家全壊1,331棟
住家半壊5,710棟
住家一部破損37,633棟など
住家一部破損5棟 住家全壊30棟
住家半壊146棟など
住家全壊1棟
住家一部破損379棟
平成18年(2006年)4月21日 平成18年(2006年)5月15日 平成18年(2006年)6月12日 平成19年(2007年)3月25日 平成19年(2007年)4月15日
伊豆半島東方沖 和歌山県北部 大分県西部 能登半島沖 三重県中部
水道管漏水6戸など ブロック塀倒壊など 住家一部破損5棟 住家全壊686棟
住家半壊1,740棟など
住家一部破損122棟

補償危険ごとの傾向(火災、落雷、破裂・爆発ほか)

  • 家が火事にあった場合
  • 雷による高電圧によって電化製品が壊れた場合
  • リストアイテム3
  • ガス漏れによって爆発が起きた場合

出典:損害保険料率算出機構 火災保険・地震保険の概況より

火災、落雷、破裂・爆発

  住宅の出火件数 火災による支払件数 火災による保険金
2021年 10,576件 7,621件 368億円
2020年 10,208件 7,417件 352億円
2019年 10,379件 6,724件 343億円
2018年 10,566件 6,828件 335億円
2017年 10,942件 6,972件 317億円

「火災、落雷、破裂・爆発」の保険金のう ち大半を占める「火災」による保険金は増加 しています。

住宅の出火件数の減少

消防法、建築基準法などによる規制が進められてきた結果、建物の不燃化、消火・ 防火設備の普及等が進み、住宅を火元とした出火件数は概ね減少傾向で推移しています。

補償危険ごとの傾向(自然災害)

  • 台風や竜巻で屋根が飛ばされた場合
  • ひょうが降って屋根やカーポートが壊れてしまった場合
  • 豪雪によって屋根や住宅が壊れてしまった場合
  • 豪雨による洪水で住宅が床上まで浸水した場合

出典:損害保険料率算出機構

自然災害(風・雹(ひょう)・雪災、水災)

  風災・ひょう災(保険金) 雪災(保険金) 水災(保険金) ※支払い件数
2021年 476億円 551億円

124億円

206,065件

2020年 944億円 457億円 252億円 279,610件
2019年 3,787億円 46億円 1,237億円 528,333件
2018年 6,379億円 91億円 609億円 846,364件
2017年 766億円 376億円 94億円 243,169件
2016年 378億円 243億円 46億円 135,171件
2015年 810億円 151億円 147億円 183,083件
2014年 283億円 138億円 98億円 95,987件
2013年 304億円 1,285億円 86億円 278,712件
2012年 471億円 192億円 102億円 141,556件
自然災害は年度ごとに変動が大きい

自然災害による保険金の支払いは、災害の発生回数や規模に応じ、年度ごとの変動が大きいという特性があります。近年は台風などにより保険金の支払いが多くなっており、特に2018年度および2019年度は保険金の支払い総額が大きくなっています。

補償危険ごとの傾向(その他水漏れ損害など)

  • 凍結による水道管破裂
  • 老朽化が進んだ給排水設備により生じた漏水等

出典:損害保険料率算出機構

その他 水漏れ損害など

  保険金 ※支払い件数
2021年 365億円 54,298件
2020年 392億円 57,693件
2019年 320億円 47,499件
2018年 266億円 42,058件
2017年 285億円 42,470件
2016年 225億円 38,290件
2015年 211億円 40,152件
2014年 186億円 35,376件
2013年 178億円 33,785件
2012年 177億円 32,260件
水漏れ損害は増加傾向にあります

水漏れ損害とは、水道管から水が漏れ、床が水浸しになるなどの損害です。近年、保険金の支払いは増加しています。近年、保険金の支払いは増加していますが、その背景としては、以下のような事故が増えていることが考えられます。

  • 凍結による水道管破裂※

一般的に外気温が-4℃以下になると水道管が凍結により破裂すると言われています。

  • 老朽化が進んだ給排水設備により生じた漏水等

建物の老朽化

建物が古くなるにつれて給排水設備の老朽化が進み※1※2、漏水等の事故が増加する傾向にあります※3。築年数別に見ると、築年数が経過している住宅(築10年以上)の構成割合は2017年には70.0%でしたが、 2021年には74.5%に増加しています。

※1 住宅設備の耐用年数は建築年や設備種類によって異なりますが、例えば、1976年以降1995年以前に建築された建物の給水管については、最初の修繕工事を行う目安は建築から25年後とされています(「マンション管理標準指針」 (国土交通省))。

※2 国土交通省のアンケート調査によると、例えば、1994年以前に建築されたマンション(サンプ ル数671件)のうち、大規模な計画修繕工事に おいて給水設備に対する修繕が実施された建物は約15%に止まっています(「平成30年度マンション総合調査結果」(国土交通省))。

※3 一方で築年数が浅い建物は漏水等の事故が起きにくいとされています。

既存住宅数の推移
 

築30年以上

(構成割合)

築20~29年

(構成割合)

築10~19年

(構成割合)

築5~9年

(構成割合)

築4年以下

(構成割合)

2021年

33,5%

15,7% 25,3% 13,9% 11,6%
2020年 32,5% 15,4% 25,6% 14,3% 12,2%
2019年 31,4% 15.5% 25,6% 14,7% 12,8%
2018年 29,8% 15,8% 25,5% 15,3% 13,6%
2017年 28,4% 16,4% 25,2% 15,6% 14,4%

自然災害は住宅にどんな被害をもたらすのか?

損害保険トータルプランナー 高倉 秀和

大規模な自然災害は住宅にどのような被害をもたらすのでしょうか?事例を挙げて簡単に説明します。

  • 大型台風は?・・・風災による住宅の破損、物体の飛来による損壊など
  • 大雨は?・・・河川の氾濫、土砂崩れによる損害、浸水など
  • 雹(ひょう)は?・・・屋根のクラック、カーポートの破損など
  • 地震は?・・・火災、損壊・埋没、液状化、津波など
  • 豪雪は?・・・屋根の崩落や破損、水道管凍結による破損や水漏れなど

自然災害の規模が大きければ大きいほど、住宅に与える損害も大きくなる可能性が高くなります。そこで火災保険の風災・雹(ひょう)災・雪災、水災、地震保険の補償は大切といえます。自然災害の事故は住宅が全損になる恐れもあると認識しましょう。