家財の保険金額の目安
家財に火災保険?イメージがわかない人も多いかと思います。この家財ですが、例えば洋服やベッドなどは高級なものであっても使用して中古品となったら一気に価値は下がり数千円なんてこともあります。うちの家財はそんなに金額を付けるほどないな?と思われる人もいるかもしれませんが、火災保険で言う家財の保険金額は時価(今の価値)ではなく新価でセットする必要があります。新価額でセットしないと火災事故が起きてしまったら、元の生活に戻れないためです。
(例)
- 数年前に30万円(新価額)で購入したベッド→現在中古価格は2万円(時価額)
- 最近3万円で購入したワンピース→現在中古価格は5千円(時価額)
- 10年前に30万円で購入したブランドバッグ→現在の中古価格は5万円(時価額)
家財の保険金額を決める際にご自分の家財が新価額でどれくらいあるのか?ほとんどの人がわからないと存じますし、家財の持ち物は人それぞれでもあります。火災保険を掛ける時に、家財を新価額で評価をするのは非常に難しいのです。
家財の保険金額をセットする際に、実際の家財を積算して保険を掛けていく方法がベストですが、ひとつひとつ積算するのは容易ではありませんし、家財は出入りもあります。
そんな家財ですが、以下の新価額の目安となる表を基に、あなたの家財がどれくらいあるのかを判断してください。ほとんどの皆さまはこの簡易評価からご自分の家財保険金額をセットしていますが、多すぎてもいけませんし、少なすぎてもいけません。
日新火災海上保険株式会社 家財簡易評価表より 「2022年4月現在」
世帯主年齢 | 大人2人 | 大人2名+子供1人 | 大人2名+子供2人 | 単身 |
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25歳前後・未満 | 520万円 | 600万円 | 680万円 | 310万円 |
30歳前後 | 700万円 | 780万円 | 870万円 | |
40歳前後 | 1,190万円 | 1,270万円 | 1,350万円 | |
50歳前後・以上 | 1,450万円 | 1,530万円 | 1,610万円 |
※この表に該当しない家族構成の場合は、1名あたり大人130万円、子供80万円を加算します。
※この表のほか、実際に自分で家財を積算する方法もあります。
※明記物件(家財)の家財の評価基準は時価額になります。
くれぐれもご注意いただきたいのはもしもの際に保険金額が足りなかったということがないように家財保険金額を設定しましょう!