千葉県 旭市で民家火災で3人死亡「原因は寝たばこ?」
2017年6月5日に千葉県の旭市で火災事故がありました。
平成29年6月5日のNHKニュースより引用
5日未明、千葉県旭市の住宅で火事があり、警察によりますと、女性3人が病院に搬送され、意識不明の重体だということです。火事のあと、この家に住む女性3人と連絡が取れなくなっていて、警察は確認を急いでいるようです。
5日午前3時すぎ、千葉県旭市鎌数のIさん(65)の住宅から女性の声で「家が燃えている」と消防に通報があり、消防車など8台が出て消火活動に当たり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、2階建ての木造住宅の2階部分が焼けました。
警察によりますと、この火事で2階から女性3人が見つかり、いずれも病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。警察によりますと、Iさんは64歳の妻と35歳の長女、14歳の女子中学生の孫との4人暮らしで、Iさんは逃げて無事でしたが、残る3人と連絡が取れなくなっている模様。
現場は、JR総武線の干潟駅から北東におよそ500メートル離れた住宅街で近所に住む40代の男性は「消防のサイレンで火事に気付いて見たら、住宅が燃えていて、あっという間に隣の建物に燃え広がりそうな勢いでした。とても怖かったです」と話していました。
この火災について、建物が燃えてしまった画像を見ましたが、火災はあっという間に広がってしまったのかも知れません。たばこを消したつもりが、こんろの火を消したつもりが、そんな事がないように火の元となるものには充分注意が必要です。
尚、消防庁の発表によると平成27年度における火災原因と発生件数は次のようになります。
- 放火 4,033件
- たばこ 3,638件
- こんろ 3,497件
- 放火の疑い 2,469件
- たき火 2,305件
出火原因の2位が「たばこ」です。これは意外と思われた方もいるかと存じますが、たばこの火は火災の火種となることが多いようです。喫煙者は充分に注意しましょう。