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2017年7月4日は台風3号、7月5日、九州の福岡県と大分県の2件は数十年ぶりの大雨に見舞われ、大雨特別警報が発令されました。島根県でも同じく大雨、洪水警報が発令されました。これらの地区に住んでいると思われる住民の撮影された写真には、龍のように荒れ狂う河川や川のように冠水した道路等がツイッターやインスタグラム等に投稿され話題となっています。気象庁からも、「これまでに経験した事のない大雨で重大な危険が差し迫った異常事態」と宣言され危険な場所には近づかないように注意喚起されていたようです。

平成29年7月7日毎日新聞より引用:残念なことにまたもや死者・行方不明者が!

九州北部豪雨で5日に大雨特別警報が出た福岡、大分両県では死者・不明者が多数に上っているが、自治体による避難指示・勧告の発令状況はどうだったのか。

 福岡県朝倉市では、積乱雲が次々と発生して帯状に連なる「線状降水帯」の影響で、5日午後1時までの時間雨量は88.5ミリ、午後4時までは106ミリと猛烈な雨になっていた。

 「数十年に1度」の雨が降り、重大な災害の危険性が高まっているときに出される大雨特別警報。気象庁は午後5時51分に発表したが、朝倉市での雨のピークは過ぎた後だった。同市は午後2時26分に災害警戒本部を災害対策本部に格上げし、午後3時半から今回大きな被害が出た杷木(はき)地区や甘木地区に随時、避難指示を出している。

森田俊介市長は「2012年の九州北部豪雨でも被害を受けており、早めに避難指示を出すことにしていたので特別警報より早かった」と話す。ただ、住民に避難指示などがどの程度伝わったのか、検証が急務だ。

 一方、数百人が孤立状態となっている福岡県東峰村では、緊急性の高い避難指示が出されなかった。村によると、5日午後2時17分に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、午後3時15分に避難勧告を出した。防災無線や防災メールなどで「できるだけ早く避難してください」と呼びかけたという。だが、大雨特別警報が発表された後も避難指示は出さなかった。

 岩橋忠助副村長は「特別警報が出た時点で、既に動くと危ない状況だった。場合によっては動かないで家にいた方が安全なこともある。避難指示だと強制的にという意味合いが生じるので、ケース・バイ・ケースで対応した」と説明する。「その代わり、特別警報が出されたので安全を確保してくださいとアナウンスした」という。

 

気象庁は、九州地区に大雨特別警報を発令しましたが、発令された頃に現地では既に水かさが増していて外にでるのは危険な状態であったとされる証言もありました。

このような大規模災害はまさに「当事者でないと分からない事」が沢山あることが推測されます。危険が迫ってきたときに「どこに避難するべきなのか?」「自治体の避難勧告に従うのか?自己判断で避難をするのか?」「お年寄りはどうするのか?」等の問題に直面しているのだと思います。

それでも、最後は自分の身は自分で守るしかありません。危険が迫ってきた時に考えるのでは遅いので、事前に考えておく事が重要なのでしょう。

危険が迫る前に事前にどうしたら良いのでしょうか?目安になるのは、国土交通省のハザードマップです。ハザードマップには50年、100年に一度の大雨が降った時に浸水想定区域や危険箇所を閲覧することができます。特に住宅の近くに河川がある地域、または水害が考えられそうな地域にお住い地区は各地方自治体、町内会ではもちろんのこと、個人レベルでも自らが確認しておくべきでしょう。